
伊万里・鍋島に映った四季ー和の意匠ー展
■会期:2026年7月3日(金)〜9月21日(月・祝)■開館時間:10:00~17:00(入館受付は16:30まで)
※金曜・土曜は10:00~20:00(入館受付は19:30まで)
■休館日:月曜日・火曜日・5月7日(木)
※7月20日(月・祝)、8月11日(火・祝)、9月21日(月・祝)
※8月1日(土)は「ファミリーデー」として開館。 ■入館料:一般1,300円/25歳以下500円/高校生以下無料
※一般以外は要証明書。
展覧会趣旨
はこぶ・そそぐ・かたむける 酒あるところにうつわあり
厳かな神事から日常の憩いまで、酒は様々な場面で人々の生活に寄り添ってきました。酒を運んだり保管したりするための瓶、うつわに注ぐための銚子(ちょうし)、酒を口にするための杯(はい)や猪口(ちょく)など、酒を楽しむ際にうつわの存在は欠かせません。江戸時代に実用品として流通した伊万里焼(いまりやき)のなかにも、運搬、注酒、飲酒など酒にまつわるあらゆるシーンに登場したうつわがあったでしょう。
今展では、伊万里焼を飲酒の場面で「使う」ことに焦点を当てます。江戸時代の酒文化にも触れつつ、酒をおいしく楽しめそうなうつわ約80点を、絵画や文献史料も参照しながらご紹介いたします。
※絵画・文献史料の出展はございません。パネルにて掲示いたします。
展覧会詳細と主な出展作品
今展では絵画や文献史料を参照しながら、江戸時代の酒文化とうつわの関係性を紐解きます。また、現代にも通じる酒器としてのうつわの楽しみ方もご紹介いたします。
伊万里
江戸時代(17世紀後半)
高38.8㎝
戸栗美術館収蔵
◇ 徳利(とっくり・器種:瓶)
江戸時代の徳利には運搬・贈答・保存容器と注酒器・温酒器があります。前者は大瓶である場合が多く、中身は酒に限りません。なお、酒の入った徳利から盃や杯などの飲酒器には直接注がず、銚子などの注酒器に移してから楽しみました。
喜田川守貞『守貞謾稿』
嘉永6年(1853)成立
後集巻1より「燗徳利」挿図
国立国会図書館デジタルコレクション
後者は所謂「燗徳利(かんどっくり)」にあたり、酒を燗するほか、注酒器としても使用しました。現代でも馴染み深い一合徳利に繋がる器種です(参考A)。
伊万里
江戸時代(17世紀後半)
高27.0㎝
戸栗美術館収蔵
♦︎ 異素材をかたどった作例
伊万里焼には、本来は木や金属など磁器以外の素材で作られる器種をかたどった作例があります。本作は婚礼などの祝い酒を贈答するための角樽(つのだる)を模した瓶。器面には酒好きの伝説上のいきものである猩々(しょうじょう)をあらわします。
伊万里
江戸時代(17世紀前期)
(水注)高14.7cm (杯)口径4.9~7.6㎝
戸栗美術館収蔵
◇ 銚子(器種:水注)
注酒器。本来は長柄の付いた金属製の温酒器を指す言葉ですが、上部に弦のついた提子や温酒器である燗鍋(かんなべ)の形を模したものも銚子と呼ばれます。漆や陶磁器など様々な素材で作られます。
伊万里
江戸時代(18世紀)
口径7.2㎝
戸栗美術館収蔵
◇ 杯(器種:杯、猪口など)
酒を直接口にする際に使用するうつわ。漆の盃や土器のかわらけが代表的ですが、江戸時代には磁器の杯も飲酒器として使用されたとみえます。
猪口には本来、菜や調味料を盛りますが、近現代では酒器として使用する例も見られます。
伊万里
江戸時代(18世紀前半)
口径30.5㎝
戸栗美術館収蔵
◇ 盃洗(はいせん・器種:鉢など)
字の如く盃をすすいで清めるためのうつわ。酒を飲み干し、返盃する際に水をはった盃洗に盃を潜らせ、軽く洗います。大鉢や手つき鉢、高足のゴブレット状のうつわに水をはり、盃や杯などを浮かべる様子が浮世絵などで確認できます(参考B)。
三代歌川豊国「太平婦女独遊」
国立国会図書館デジタルコレクション
◀︎盃洗部分拡大
同時開催
◇第3展示室『江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―』
本展会期中の催し物のご案内
◇展示解説
■参加費無料(要入館券)
■予約不要
◇ラウンジ&ギャラリー・トーク 「浮世絵から見る磁器と酒」
前半は1階ラウンジにて概説し、後半は2階展示室にて展示解説を行います。
■7月27日(月) 14:00~(約120分) ■先着30名様
■参加費(入館料を含む) 一般 2,700円(税込)
年間パスポート会員 1,200円(税込/本人のみ)
※各種割引・招待券はご利用いただけません。何卒ご了承ください。
※当日はご予約の方のみご入館いただけます。
※13時30分開館、17時00分閉館です。
■要事前予約
※下記予約サイトからお申込みください。
【受付開始】7月3日(金)10:00~
https://airrsv.net/toguri-reserve/calendar/
◇〈夏休み特別企画〉8月1日(土)は「ファミリーデー」
◎1日おしゃべり鑑賞会
※当日は館内に話し声が響くことが予想されますので、予めご了承ください。
◎やきもの絵付け体験 昔ながらの文様を描いてみよう
■①10:00受付開始、10:15開講
②14:15受付開始、14:30開講
各回45分~60分程度
※制作が終わり次第、各自解散となります。
■対象年齢:小学3年生~中学1年生(目安) 参加費 お一人様1,500円(税込)
※ご同伴の方は要入館料。
■各回先着6名様
■要事前予約
※下記予約サイトからお申し込みください。(受付開始:7月11日(土)10:00~)
《夏休み企画 予約サイト》
https://toguri-etsuke2026.peatix.com
プレスリリースに掲載の作品および展覧会ポスター画像データをご用意しております。また、メディア関係者の方のご取材を随時承っております。ご希望の方は下記までお問い合わせください。
●PDFファイルをダウンロードしてご覧いただけます。
酒がおいしい古伊万里展』プレスリリース
画像利用申請書 【お問い合せ先:公益財団法人 戸栗美術館】
TEL:03-3465-0070
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