
伊万里・鍋島に映った四季ー和の意匠ー展
■会期:2026年4月3日(金)〜6月21日(日)■開館時間:10:00~17:00(入館受付は16:30まで)
※金曜・土曜は10:00~20:00(入館受付は19:30まで)
■休館日:月曜日・火曜日・5月7日(木)
※ 5月4日~6日(月・祝~水・振休)は開館。
■入館料:一般1,300円/25歳以下500円/高校生以下無料
※一般以外は要証明書。
展覧会趣旨
富士に桜に秋草も、「日本」を感じる80選
17世紀初頭に誕生した伊万里焼(いまりやき)と、17世紀後半に本格的な焼造が開始される鍋島焼(なべしまやき)では、絵付けや造形に工夫が凝らされ、様々な意匠が表現されました。中でも、四季を彩る木々や草花、雄大な自然は頻出のモチーフです。伊万里焼や鍋島焼の意匠は中国の陶磁器や画譜(がふ)などの影響を大いに受けていますが、日本で愛好され、発展した意匠も少なくありません。とくに、中国との貿易が停滞する17世紀後半は日本ならではの意匠の開拓が進みました。絵画や文学、ほかの陶磁器や染織品などといった工芸品、着物の図案集である小袖雛形本、18世紀以降に増加する和刻の画譜や絵手本類などとの接点が見られ、イメージ・ソースは多岐に及んだものとみられます。世界的な歴史の流れ、そして流行などが反映されながら、伊万里焼・鍋島焼の和様の意匠は深化していきました。
今回の展覧会では和様の意匠に着目し、館蔵の伊万里焼と鍋島焼を展示いたします。日本の四季や自然が美しく映し出された約80点をご堪能ください。
主な出展作品
◆第1章「伊万里焼に見る四季と自然」(第1展示室)
薄瑠璃釉染付 桜文 折紙形皿
伊万里
江戸時代(17世紀後半)
口径17.3×13.5㎝
花熨斗(はなのし)のように折紙で桜の折枝を包んだ、優美な意匠の変形小皿。青色の濃淡も繊細です。
伊万里
江戸時代(17世紀中期)
口径18.5㎝
日本の名峰・富士山は1650年代頃から伊万里焼に盛んに描かれるようになりました。本作では、絵画の流れを汲んで、頂上を3つに分ける三峰形(さんぽうがた)で描かれています。
伊万里(柿右衛門様式)
江戸時代(17世紀後半)
高23.2㎝
胴部四面を使って、菊や萩、桔梗などの秋草と、雲間の月を描いています。余白の多い構図も風情があります。
◆第2章「鍋島焼に見る四季と自然」(第2展示室)
鍋島
江戸時代(17世紀末~18世紀初)
口径19.7㎝
波間に漂う桜花を青の濃淡と赤の線描で表現しています。円形の形状を生かした斬新な構図です。
鍋島
江戸時代(17世紀末~18世紀初)
口径14.8㎝
水葵と青海波が夏らしい皿。鍋島焼の植物文の描き方は、近い時期に刊行された絵手本と類似しています。
鍋島
江戸時代(18世紀)
口径17.5×10.1㎝
松は中国では寒中に常緑を保つ高潔な植物。日本ではそのイメージを根底とし、めでたいものと好まれています。
同時開催
◇第3展示室『江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―』
◇やきもの展示室『令和の鍋島焼 阪井茂治・くらら作品展』
武家社会において最高級のものとして生み出された鍋島焼。分業が当たり前である鍋島焼の世界ですが、全工程をひとりで手がけることで、より自身の想いや心などを表現できるのではないかと日々作陶しております。令和の鍋島焼をぜひご高覧ください。 ―阪井茂治・くらら
本展会期中の催し物のご案内
◇展示解説
■参加料無料(要入館券)
■予約不要
◇ラウンジ&ギャラリー・トーク「伊万里焼・鍋島焼に見る和様の意匠」
講師:当館学芸員
前半は1階ラウンジにて概説し、後半は2階展示室にて展示解説を行います。
■4月27日(月) 14:00~(約120分)
■先着30名様
■参加費(入館料を含む) 一般 2,700円(税込)
年間パスポート会員 1,200円(税込/本人のみ)
※各種割引はご利用いただけません。何卒ご了承ください。
※当日はご予約の方のみご入館いただけます。
※13時30分開館、17時00分閉館です。
■要事前予約
※下記予約サイトからお申込みください。
【受付開始】4月3日(金)10:00~
《ラウンジ&ギャラリートーク予約サイト》
https://airrsv.net/toguri-reserve/calendar/
プレスリリースに掲載の作品および展覧会ポスター画像データをご用意しております。また、メディア関係者の方のご取材を随時承っております。ご希望の方は下記までお問い合わせください。
●PDFファイルをダウンロードしてご覧いただけます。
『伊万里・鍋島に映った四季―和の意匠―展』プレスリリース
画像利用申請書 【お問い合せ先:公益財団法人 戸栗美術館】
TEL:03-3465-0070
.jpg)









